人や物の名前が出てこない

名前が出てこないで「アレ、コレ」と言う

「顔はわかるけど名前が出てこない」というのは代表的な物忘れと考えられていますが、他の物忘れと違う特徴があります。

 

人間が猿から進化したのは500万年前ほどと言われていますが、当時の人たちは他の人を見てうまそうかどうかを判別していたそうです。まだまだ進化の過程だったので、共食いも普通のことだったのです。

 

「うまそう」と判断された人はたまったものではないので、人を食べなさそうな人のところへ移動する必要があります。この過程で、相手の顔を覚える機能が発達しました。

 

ところが、人に名前をつけるというシステムはそれから数百万年もありませんでした。まだまだ歴史の浅いシステムなのです。そのため、人間には脳には名前を覚える機能はそれほど発達していません。

 

そのため、名前についてはすぐに物忘れしてしまう傾向があるのです。したがって、「顔は覚えているが名前はわからない」というのは、それほど注意することではないのです。

 

「最近名前がなかなか思い出せなくて」というのは、実はそこまで気にする必要はありません。

 

名前が思い出せないのはただの「ド忘れ」です。ド忘れは誰にでもあるので、むしろ気にしすぎてストレスにならないようにしたほうがよいです。

 

逆に、顔が思い浮かばなくなるとかなり重症になります。認知症のサインがはっきり表れていることになるので、要注意です。